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【間接疑問文とは?関係代名詞との違いは?】
こんにちは!
中学高校で「疑問文」を習いますが、中でも今回は「間接疑問文」について解説していきます。
この範囲を苦手とする方は少なくないのではと思いますので、重要事項に絞って簡単に説明していきます。
【間接疑問文のパターン】
間接疑問文には大きく分けて二つのパターンがあります。
それは何かというと...
パターン1. 直接「~?」とはせず、それを用いないで間接的に問いかけるもの
パターン2. 間接的な疑問文が通常の疑問文内に挿入されているもの
この二つのパターンがあります。
ただし、間接疑問文には「疑問文」とついているだけあって、いずれにしても「疑問詞」は用います。
では具体的にどのような文なのかを見ていきましょう。
【パターン1】
まずは例文を日本語に訳してみてください。
例)I don't know who sang this song.
ここで二つポイントがあります。
ポイント① 「~?」という言い回しをしてない
ポイント② 「who~」以降の文が疑問の形になっていない
ということです。
純粋な疑問文ではないのですが、間接的に問いかけているので「間接疑問文」なのです。
今回のパターン1を訳してみると
「私は誰がこの歌を歌ってるのか知りません。」となります。
もし、この文を言われた人が「この歌を歌ってる人が誰なのか」を知っていたらきっと
「〇〇が歌ってるよ」と答えることでしょう。
【パターン2】
まずはこちらも日本語に訳してみてください。
例)Do you know who sang this song?
ここでのポイントは、
ポイント① パターン1同様パターン2でも「who~」以降の文章が疑問文の形になってないという点です。
ポイント② 「Do you know ~?」の中に間接的な疑問文が挿入されている。
ということです。
今回のパターン2を訳してみると、
「誰がこの歌を歌ってるか知ってますか?」となります。
これにも「○○が歌っているよ」や「私も誰が歌ってるのか知りません」など、返答することができます。
【間接疑問文と関係代名詞の違いは?】
先ほどの文をみてこう感じた人もいるのではないでしょうか。
しかし、これらの違いはとても簡単です。
ずばり...
>>関係代名詞には先行詞があるが、間接疑問文にはそれがない!<<
ということです。
先行詞とは「関係代名詞の手前にあり、関係代名詞が説明する名詞」のことです。
本当に先行詞がないのかどうかは先ほど説明した例文をみてみてください!
今回はこれで以上です!
短くまとめてみたので、しっかり復習してください!