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【英単語の覚え方!~コツは”覚えようとしないこと”!?~】
英単語の暗記方法に関しては本当によく質問を受けます。
「どうやって覚えたらいいの?」「全然覚えられない...」
覚え方の一つとしてよく聞くのが「語呂合わせ」ですが、これは時間的に効率が悪いです。
語呂を考える時間も必要なうえに、その「語呂」を覚えなくてはいけません。
ではどのようにして暗記したら英単語を覚えられるのか、
そのコツは......“覚えようとしないこと”です!!!
恐らく今これをみてくれている方の頭の中はこんな感じだと思います(^_^;)
少々仰々しくなってしまったので言い換えると“覚えるではなく思い出す”ことが重要なのです。
覚えることにあまり時間をかけずむしろ「思い出す」ことに焦点を当てます。
どういうことか。
これからその具体的な方法を説明していきます!
それには大きく分けて二つあります。
【“暗記しよう”ではなく“思い出そう”に変える】
ある日の生徒さんとの会話です。
生徒「先生、単語が全然覚えらんないんですけど、、」
私「ちなみに何周やった?」
生徒「まぁ大体2、3周です」
その際に私は決まって「それくらいじゃまだ覚えられないよ」と言います。
よく「7回読み」という勉強法を聞きますが、それくらい何回も見ないと人は覚えられないことが多いです。
ただ、一般的に受験生やテスト前の学生などは時間に追われていることが多いので、単語の暗記にあまり時間を確保できないと思います。
では、具体的にどのようにすればいいのかというと、
① 覚えたい単語のページを超高速で何度も見る(暗記しようとするのではなくただ漠然と“見る”だけでよい。またこれは1ページごとに行うこと)
② 単語を隠して今見たページの単語と意味を思い出す(声に出してよい)
③ 1ページ全て言えたら次のページへ進む
④ これらを移動中や隙間時間に行う。
これを繰り返すことです。
また覚えたことを長期的に覚えるためには“復習”することと“関連付ける”ことが重要で、
次にその関連付けについての説明をしていきます。
【主な接尾辞や接頭辞などの語源を知ろう!】
これを知るメリットは二つあります。
一つ目は先ほど言った「関連付け」ができるというところです。
どういうことかというと、例えば“propose”という単語、これを分解して"pro"と"pose"にします。
これの“pro”というのはもともと「前」という意味で、poseは「置く」という意味です。
そして、この二つがくっついて「提案する」や「提出する」という意味になります。
ここで重要なのが、すべての単語の語源を調べていたらきりがないので、”pro”のように「よく出てくるもの」について知るのが重要です。
覚える際にもこのように語源に関連付けて覚えると、より記憶に定着されやすいうえに、
思い出しやすくなります。
そして二つ目のメリットは、「予想できる」ことです。
皆さんは、日本語は自然と身についたというか、特に“覚えよう!”としたりしたことはあまりないかと思います。また、分からない言葉や初めて見る言葉に遭遇した時もある程度予想しますよね?
その"予想する"ことが英語でも実践できるようになります。
また暗記する量もかなり減らすことができます。
これにより、長文などで「一つだけ単語の意味が分からないだけで一文まるまる訳せなくなる」ようなことが徐々になくなっていきます。
【余力があれば"品詞を知る"ことも大事】
単語の暗記からは少し離れますが、長文で"分からない単語"に遭遇した時にこの
"品詞を知ってること"がとても役に立ちます。
「~lyは副詞」や「~tiveは形容詞」などです。
副詞や形容詞は文から排除しても文意が通じることが多いです。
なのでこのように品詞について知っておけば訳すべき単語とそうでない単語の区別もしっかりつきますので、長文を読む際の時間短縮にもなります!
以上で、今回の解説は終わります!
ぜひ実践してみてください。