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turbineの語源を知って他の単語もごっそり覚えよう!
こんにちは!
以前に「接頭辞や接尾辞」を知るととても役に立つという話をしましたが、
今回は、それらの知識をどう役に立たせれば良いのかというのを実際の英単語を用いて説明していきたいと思います。
今回用いる単語はturbineです。
日本語としても時々出てくるあの、タービンです。(あまり使わないかもだけど…)
【turbineの語源】
まずは、turbineの語源から知っていきましょう。
turbineは、まず「turb」と「ine」に分けられます。そしてそれぞれにやはり意味があります。
【それぞれの語源】
まず、turbはもともとラテン語で「こま」という意味を持ちます。
そうです。あの正月に遊ぶくるくる回るあれです。
続いて「ine」についてですが、もともとフランス語から来ており「化学物質」という意味を持ちます。(例えば、Vitamin-ビタミン-にも使われています)
これらの語がかけ合わさって、「化学物質をくるくるこまのように回す」→「タービン(turbine)」という意味になるのです。
お〜、なるほどね~と。
では、今回得た知識を用いて他の単語も覚えてみましょう。
1、disturb
この単語を知らない方は予想してみてください。
答えは「邪魔をする、かき乱す」です。
disの意味は分からなくても、あまりいい意味でないことは分かりますね?
そこに先ほどのturbがくっつくことで、(悪い意味で)ぐちゃぐちゃにかき回す→かき乱す・邪魔をする、となります。
2、turbid
続いてこちらの単語は初めて見る方が多いかもしれません。
まず、turbにくっついた「id」ですが、liquid(液体)やsolid(固体)などにも使われていて色々意味はありますが「〜体」のように物質の本体あるいは粒子などに対して用いられます。
そこにturbがくっつくことで、何か物質そのもの(本体)や粒子をかき回す→濁った(液体)という意味になります。
また文(文体)が乱れている際にも用いたりします。
3、turban
これはもう分かりますね。あの頭にぐるぐるっと巻いてあるあれです。
これもturbがぐるぐるっというイメージがあるからです。
余談ですが、troubleという単語も実はturbから来ていて、心の乱れから心配や不安などの意味になります。
【まとめ】
暗記が苦手な方は闇雲に覚えるのではなく、一旦接頭辞や接尾辞、語源やコアイメージなどを試しに調べてみるのも1つの手段です。
そうすることで、暗記の量を減らし、単語を少しでも推測することができます。
ぜひ参考にしてみてください!